遅ればせながら・・・(;´Д`)
1週間くらい過ぎてますが、音楽療法ウィーク第5弾のご報告です。(*^^)v
日にちは9月26日(月)。シルバーウィークの真っ只中です。
タイトルを「市内某所」としているのは、施設様側入所者様のご事情で、施設名そのものにNGがついてしまいましたので、そんなご事情からです。
ですので、お見せできるご様子は、本当にわずかばかりとなってしまうのが残念なのですが・・・。
こんな感じです。(^^♪
写真に写っている方が、楽しそうにされている雰囲気・・・なんとなく伝わりますでしょうか。(*´▽`*)
「敬老の日」ということで、この日もH・Y★ACADEMY講師2名によるヴィオリラの生演奏もプレゼントさせていただきましたよ。(*´ω`)
せっかくの記事で、スペースが少し少なくなってしまうのももったいないので、今回はコラム的に、「音楽療法」のもたらす効果について少しご説明したいと思います。
音楽療法の効果
H・Y★ACADEMYのお届けする音楽療法の特徴は、対象となる方の身体の状態に合わせて、その方ができる範囲の中で、「耳で音楽を聴きながら」「脳」と「身体」を使って音楽療法に取り組むところが一番の特徴です。
「音楽療法」は、医療的な治療方法として取り入れていらっしゃるお医者さんもあるくらいなんですよ。(*´ω`)
私たちは、目で見、肌で触れ、鼻で匂い、舌で味わい、そして耳で音を聞いて普段の日常生活を営んでいます。
受容体である目や肌、鼻・舌、そして「耳」を使って情報を取り入れるのですが、これらの情報はすべていったん脳に蓄積されます。
一旦取り入れた情報の中から、必要な情報と不必要な情報に分け、必要な情報はきちんと頭の額側にある部分。「前頭葉」で保管しているのだそうです。
前頭葉に保管されている記憶は「長期記憶」といって、過去、たとえば青春時代であったり、高校や中学校、小学校の頃の古い記憶を80歳、90歳のおじいちゃんおばあちゃんになってもきちんと保管されています。
「長期記憶」とは別に、たとえば今。今日、昨日入手したまだ時間の浅い情報。「短期記憶」をいったん保管しておく場所があります。これが、「側脳」と呼ばれる部分で、人間の耳のあたりにある脳です。
ですので、「音を聞く」という行為は、この短期記憶を保管する部分。「側脳」を刺激する効果があります。
音楽によって側脳が刺激され、血流が活性化すると、脳の血液の流れが側脳に集まりますので、今度は長期記憶を保管する部分。
「前頭葉」の血流の量が一瞬少なくなります。血流が減少した前頭葉では、量が減った分、新しい血液を必要とし、活発に動き始めます。
特に、「懐かしい曲」や「自分が好きな曲」を耳にすると、その音に関連した記憶が前頭葉から引き出され、その人が最も活発だった時代の記憶がよみがえるのです。
脳の状態が、その人が一番元気だった時代の状態に近づきますので、「脳」だけでなく「身体」もまたその人が一番元気だった時代の状況に近づくのです。
音楽療法では、音楽に触れていただくことで脳の状態を活性化し、少し頭を使わないとできないような作業をしていただき、同時に簡単な体操や手話などを交えて身体を動かすことで、身体や心が弱ってしまい、やろうと思ってもできなかったことが、少しでも実現できる状態になることをお手伝いしています。(*´ω`)
お年寄りだけでなく、身体の機能や脳の発達に遅れがある方、過度なストレスにさらされて心を病んでしまった方に対する効果があった、との実例も報告されています。
もし関心を持たれた方はぜひ一度、H・★Y・ACADEMYが開催する音楽療法健康講座にまで、一度顔を見せてくださいね(*^^)v